第7回八重山トレイルレース レポ3 2018/6/10
さてレースレポ3です。
前回はこちら
自然の里 – 二本杉 – 第3給水所
Aさんを追って二本杉の登りに向かうも姿は見えず。まぁ登りで追いつくわけもないのでマイペースで取り付く。
さてこの二本杉。本レースでもっとも厳しい登りで、Garminの記録によると約2.2kmで550mを登っている。ラスボスとして悪名高い道志村の鳥ノ胸山(トンノムネ)は約2.5kmで470m。
確かに二本杉のほうが急登ではあるが、八重山はここまでの距離は20km、道志村は32km。道志村はここにたどり着くために今倉山、御正体山、菰釣山との闘いを経ているため脚が破壊されている状態での対峙となる。ラスボス度は鳥ノ胸が高い。
とはいえ二本杉が楽という訳ではなく最初から急登がお出迎え。ここでもヒーヒーと腕と腰を使ったパワーウォークで登っていくがちょっとした問題が発生。
これまでに3本ほどジェルを食しそのゴミををランパンのポッケに入れていた。食べ残ったジェルがパワーウォークによりポケットの中で漏れて雨にぬれてヌルヌルの状態に。気持ち悪いし腕がすべる。
ああ、早くゴールしたい。
登りの半分を超えたあたりでスイッチバックが連続するが、緩斜面は歩幅を狭くして可能な範囲で走ることを意識。太ももではなく骨盤を使って登っていくイメージで。ペースは歩くのとそう変わらないが回転数を保っているため登りから平坦へ、登りから下りの切り替えが速い。
実際にGarminのログは以下。赤枠が二本杉の登り。緑枠が歩き。前半は歩きが多いが中盤以降は170前後の回転数で一応走っていたようす。(こう見ると最後の八重山で残念ながら歩いているのがよくわかる)
平均回転数は168、MAXは248。普段の平坦なロードが180ちょっとなので登りでもその回転数に近づけていくことが今後の課題。(EAT&RUNのコラムにそのようなことが書いてあった)
で、中盤以降をがんばって走っていくとTさん、レジェンドMさんをパス。パスしたからには頑張らねばと気合が入る。
ほどなく山頂を超えたらお楽しみの下り坂へ。
ここの下りもハイスピードで気持ちよく飛ばせる。少しでもAさんを追わなければと飛ばしていたら、あっと思ったらすってんころり。
いてててて。
転んだ瞬間に脚がつる。しかし私は足首さえ直角に曲げればすぐに治る便利な身体。
片足だけの崖落ちだけですんで良かったが、仰向けに倒れたので腕とウェストポーチのボトルの飲み口がドロドロになる。う、水が飲めない・・・。まぁ今日の天気ならなんとかなるか。
気を取り直して再度フルスロットルで降りていくといったん下りが終わり、登り返しを経て下り基調のトラックを進みロードへ。
山頂からロードまでは誰にもあわなかったがロードに出たところで3人程に追いつき、そのまま下りの勢いに乗ってパスすると、お花畑の中の第3給水所へ到着。ボランティアさん多くにぎやかなエイド。
あ、Aさん見っけ!
と思ったらまたまたすぐにエイドアウトしまう。
気を取り直して物色。
バナナ食べたかったが皮がついていたのでパス。ごめんね、元気な男の子。
丸ごとトマトもおいしそうだったが泣く泣くパス。
おまんじゅうもパス。ああ、余裕が欲しい。
OS-1を一杯だけ飲んですぐにエイドアウト。
腕洗って行きなー
と声をかけていただいたが先を急ぐのでごめんなさい。
Aさんまってー!!
レポ4へ。次で終わりです。
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