第20回北丹沢12時間山岳耐久レース レポ3 2018/7/8
第20回北丹沢12時間山岳耐久レースのレポート その3です。
レポ1、レポ2はこちら。
種別 | 出走 | 完走 | 完走率 |
男子16歳以上39歳以下 | 338 | 295 | 87.3% |
男子40歳~49歳 | 413 | 356 | 86.2% |
男子50歳~59歳 | 254 | 201 | 79.1% |
男子60歳以上 | 51 | 35 | 68.6% |
女子16歳以上39歳以下 | 24 | 22 | 91.7% |
女子40歳以上 | 69 | 57 | 82.6% |
計 | 1149 | 966 | 84.1% |
出走数1149人はNESシリーズのトレイルレースの中でもダントツ。天候にも恵まれたこともあり全体では完走率84.1%と高かったようです。
直近の出走者と完走率は以下。
- 19回 出走者数:1010名/完走者数:849名/完走率84.1% ※20回と同じ完走率
- 18回 出走者数:1213名/完走者数:970名/完走率80%
- 17回 出走者:1595名/完走者:1478名/完走率:92.7% ※雨天のためコースショートカット
- 16回 出走者:1712名/完走1456名/完走率85%
- 15回 出走者:1772名/完走者1297名/完走率73.2%
おや、5年前は出走者数1700名オーバー!
それから徐々に減り続け19回は1010名。5年前よりトレイル愛好者数は増えている気がしていますがレースも各地で開催されるようになり分散されているのか?
ついでに男女別の出走者数も確認。(19回大会は男女別出走者数不明 )
男子 | 女子 | 女子比率 | |
20回 | 1056 | 93 | 8.8% |
19回 | ? | ? | ? |
18回 | 1112 | 101 | 9.1% |
17回 | 1474 | 121 | 8.2% |
16回 | 1562 | 130 | 8.3% |
15回 | 1591 | 181 | 11.4% |
女子比率は15回大会を除いてここ最近は8%台。ここ最近は女性が多くなってきた感じがしましたがデータを見る限りそうでもないようです。また参加人数の変化は男女比率は関係がなく総合的に人数が減っているもよう。
さてと本題のレポートへ。
スタートしてすぐに坂を2㎞ほど駆け上がる。脚が重い。しっかりと休息をとってきたはずだが、スタートは脚が軽かったことはないのでこんなもんかと進む。傾斜はいつも走っている湘南平に比べると大したことはない。そう、大したことはないがレースペースで走るとすぐに息があがり、トレイル入口までに結構抜かれる。50~60位くらい?
トレイルは渋滞することなくそのまま流れている。前走者についていこうとするがペースがあがらずに徐々に間隔が開いていく。ここから一登りして一度下ってロードに出るまでがヒル天国らしいが梅雨明けしたこともあったのか一匹もいなかった。というかレース中はヒーヒーいっていてそれどころではない。
スイッチバックの傾斜は細かくステップを刻んでなるべく走るがペースが遅いので後続が追いついたら道を譲る。女性トップ3人ほどにパスされる。
一度下りのトレイルになるとすでに前に誰も見えない状態で枯れた沢にそって進む。ロードの出口でやっと前走者の姿が見えてきた。
ここから8㎞ほどロード区間。集落の間を通って緩く登ったり下ったりしながら進んでいく。最初は下り基調のためキロ4分半くらいで進んでいくと女子トップの方々はマイペースで進んでいるのでパスして進む。すでに一人旅になりかけたが上り基調になってきたあたりで集団に追いつき、つかず離れず進んでいくと、第一給水所の立石建設。涼しかったせいもあり大汗はかいていない。コップ一杯飲んで、大腿に水をかけて進むと、2つ目のトレイルに入っていく。
立石建設 01:10
ここから鐘撞山を経て県境尾根分岐まで800m弱の登り。相変わらず登りは弱いのでロードで抜いた人たちに再びパスされていく。ここもスイッチバックの連続する急登ではあるが基本的にみなさん走っている。女子トップ2にパスされたがもちろん走っている。私も走っているがペースは遅くとてもついていけない。一度、鐘撞山で下りになるのでペースを上げるがすぐに登りとなりペースダウン。直登も増えていき走ることなどもはやできず大腿に手をあててマイペースで進んでいく。
以下はこの区間、立石建設から第一関門までの心拍数、標高、ピッチのログ。
緑の線が標高であるが2箇所ほど垂直の場所がある。これはGarminのオートストップ機能により計測が止まってしまったため。
立ち止まってはいないのにあまりの急登のためオートストップ機能が有効になるほど遅かった(17分/km以上のペースだと停止する)。
オートストップ機能をオフにすればこんなことにはならないのだが、停止するときに”ピピッ”と音がする。この音は、「おめー走らないんだったら時計とめるからな」とGarminに叱咤激励されている気がするため、いつもONで走っている。で、今回も叱咤されただけで終わってしまった。
オレンジはピッチ。走っていれば150bpm、歩くと70bpm。鐘撞山までの前半はそこそこ走れていたが後半は歩いていたことがよくわかる。
県境尾根分岐まで登り切れば一気に第一関門まで700mを下っていく。連続つづら折りのセクションで50’sのNさんをパス。その先でこの時点で女子2位のOさんをパス。パスする前にちょっと躊躇していると「右か左か言ってください」と声をかけられる。強引にパスしようとしてしまったことを反省。「右から行きます!」と声をかけてパスさせていただく。
女子トレイルの女王として知られるOさん、前週の「第8回 美ヶ原トレイルラン」の80㎞で女子優勝。連続のレース参加だけでもすごいのにこのペースで走れることに脱帽です。
ほどなくして第一関門到着。
第1関門 02:18:41
つづく
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