第2回甲州アルプスオートルートチャレンジ リリールート(50㎞) レポ1 

富士登山競争から大分時間が経ってしまいましたが、久しぶりのレースに参加してきました。

小川壮太プロがご自身の地元でプロデュースする渾身の大会。3つのレースがあります。


種目・定員

オートルートチャレンジ 67km 累積獲得標高 4600m 定員 200 名程度
リリールートチャレンジ 50km 累積獲得標高 3500m 定員 200 名程度
マロニエルートチャレンジ 28km 累積獲得標高 1500m 定員 200 名程度

スタート時刻

オートルートチャレンジ 午前 5 時 00 分
リリールートチャレンジ 午前 8 時 00 分
マロニエルートチャレンジ 午前 10 時 00 分

制限時間

オートルートチャレンジ 15 時間(午後 8 時まで)
リリールートチャレンジ 12 時間(午後 8 時まで)
マロニエルートチャレンジ 10 時間(午後 8 時まで)

私はミドルの「リリールート」に参加しました。本当はロングに参加したかったのですが、ロングのエントリー条件が「過去 3 年間で 50km 以上の国内外のトレイルランニングレースを制限時間内に 2大会以上完走している方。」とあり条件外・・・。

とはいえミドル50㎞、3500mD+はともに私にとっては最長です。このプロフィールは道志村トレイルの42㎞、3130mD+を超えるので手強いレースのようです。

リリールートのコース図と標高図です。

スタートのふれあいの森総合公園は478m。そこから最高地点の小金沢山2,014m目指して1500mのぼって、そこからガツンと降りて戻ります。下り屋(自称)としては後半勝負ですが、後半に2つの大きなピークがあります。特に最後のピークは40㎞過ぎてから280m登るため、ここでゾンビにならないペース配分が必要そうです。(ちなみにこれは今年から追加されたピークなのですが、レポートを読むとみなさんに大変好評だったようです。もちろん私にも。)

予想タイムは今年の道志村が6.5時間でしたので、距離がちょっと長いので7時間と見積もりました。(結果は6:59:27だったので予想通り。)

前日までの準備

このレースでは、途中のエイドで必携品のチェックがあります。

〇必携品
熊鈴、コースマップ、携帯電話、ファーストエイドキット(絆創膏、固定テープ、ポイズンリムーバー、エマー
ジェンシーシート等)、ライトと予備バッテリ-(ライト 2 個でも可)、ホイッスル、マイカップ、レインウエア
上下(ゴアテックスか同等の防水機能を有するもの)、長袖の上着、上着3レイヤー(レースウエア、長袖の上
着、レインウエアを含む)、下着2レイヤー(レースウエア、レインを含む)、グローブ、キャップまたはヘッド
バンド、水 1L 以上、携行食

晩秋の山を走るので、万が一に備えてレインウェアやライト、ファーストエイドキット等を持つ必要があります。レインウェア上下を持つとなると手持ちのザックは小さいためと、今後のミドル~ロングディスタンスに対応できるよう12Lのザックを新調しました。購入したものはサロモンです。


500mlのソフトフラスク2本がついているのと、バンジーコードがある点が決めてでした。ソフトフラスク単体では2千円超えるので大変コスパ高く、ザックが満杯でもバンジーコードがあればウェア等を持つことができるためです。ストックホルダーもあるため今後使うことがありそうです。

それとヘッドライトも新調しました。リリールートは8時スタートなので使うことはなさそうですが、これも今後のためです。
購入したのはLED LENSER SEO7R。

充電池と乾電池を併用でき、ワイド/スポットビームを無段階で調節可能です。省エネモードで焦点を絞ることで光量をあげて長時間行動できそうです。明るさにあわせて自動で調整もしてくれるとのことで、リーズナブルな中では高機能。

さらに、汗冷え対策で今更ながらベースレイヤーとしてファイントラックのスキンメッシュも購入。

冬の山で汗冷えは命取りになりかねないためと、ベースレイヤーはトレランでは必須アイテムと聞いたことがあり、まずは試してみようと購入しました。2週前の大山~蛭ガ岳山行で試したところ汗でべとつく感じはなく効果は高いようです。

で、なんだかんだ出費が嵩みました。さあもうお小遣いはありません・・・。しかしこれからミドルディスタンス(50km~80km)にチャレンジしていく上ではどれも必要なものです。

なおレインウェアまでは手が回らず手持ちの登山用(PhoenixのDiAPLEXというGORE-TEX相当の素材)です。上下で重量800g。軽量なものは高価なのでまた貯金ができたらのお楽しみに。サンタさんくれないかな。

持ち物一覧

さて、水1Lと自作ジェル(250mlフラスコに粉飴200g=760kcal)、パワーバー(250kcal*4本)、ジェル3本(約300kcal)を持つと総重量3.3㎏でした。春~夏のレースはウェストポーチにボトル1本だけなのでそれと比べるとかなり重量はあるのですが、サロモンのザックはピタッと背中にはりつき重さを感じません。(ウェストポーチ+ボトルのほうがひもが腰に食い込み重い&痛いです。)
ソフトフラスクも両胸に持っても揺れがまったく気にならずに走りに集中できます。どうしていままで使わなかったのだろうか。今更ですがグッズの進歩はすごいですね。

粉飴はこちら。1㎏で700円程度。100gあたり384kcal。ジェル1本100kcalで200円~300円なので自作する価値はあります。粉飴は市販のジェルよりも甘くなく、私はこれにクエン酸を入れて酸味をつけて飲んでいます。ソフトフラスクに入れておけば手が汚れずゴミも出ないため、懐にも環境にもやさしいですね。

レポ2へ続きます。

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