第71回富士登山競争(山頂コース) レポ1

一夜明けて、いつものような筋肉痛がまったくなし。追い込みが足りなかったようで反省。

さて来年の自分に向けたレポートを。

試走は2週間前に一回。馬返し~山頂までで、4時間10分。

8~9割くらいの負荷で、水2Lと食料で3kg弱を背負っていた。馬返しまで1時間ちょっとで到着できれば足し算すると計算上は完走可能。

しかしスタートから馬返しまでが苦手なロードの登りのため不安が残る。ロードをいっぱいいっぱいで登ってきて、馬返からのトレイルを走りきれるのだろうか?

試走は、スタートから五合目までを5月か6月くらいに行い、弱点を改めて知ったうえで強化を行うのが良い。ヤビツ峠ですね。

さて当日の朝は2時半過ぎに起床して、3時半に車で出発。

4時40分くらいに道の駅富士吉田についてトイレに向かうと渋滞が。皆さん考えることは同じです。手前のコンビにで済ましたほうが良い。

指定された鐘山グラウンドは道の駅からすぐだけど、5時過ぎに到着すると入場待ちの車で渋滞。そしてバス待ちは20分程度。

結局会場到着は6時15分くらい。いつも1時間半前には余裕をもって到着する予定がだいぶ狂った。

とはいえ事前受付なので荷物を袋に詰めてトラックに預けるだけなのでスムーズ。

5合目行きの荷物にはトレランザックと食料、ドリンクを。というのも今月の走行距離がまだ200KMなので、五合目まで下山したらそのままバスに乗らずに馬返しまで降りてそのまま北麗公園まで走れたら走ろうという魂胆(結局そんな元気はなくバスに乗りましたが。)

山頂の天気は7度。雲もあるけど晴れ。

装備はいつものように、

ノースリーブにランパン、ウェストポーチ。

それと今回初投入のソフトフラスク250mlに粉飴でつくった自作ジェル(400kcal)。甘さ控えめの梅フレーバーにしたところ飲みやすくて良かった。ソフトフラスクなら手もポッケも汚れない。何より70円くらいとコスパが素晴らしい。

いつもならShotzなどのジェルを4つ=¥1,000くらいかかっていて、毎回「甘すぎる」、「手が汚れる」「ポケットがベトベトになる」とあまりよいとこなし。ソフトフラスクは¥2,000くらいするけれどこれならすぐにペイできる。

そしてシューズは3シーズン目に突入したアシックスGel Fuji Attack。道志村やキタタンなどのNESシリーズで酷使しているため、裏のブロックはだいぶなくなり、アッパーも切れて穴があき、糸で縫って辛うじて使っている状況。すでに新しいトレランシューズを購入したので、最後に、このシューズの由来となった富士山で往生してもらおうと決めていた。ロードは不利かもしれないが雨が少なかったので六合目より上のズルズルの砂礫の道は力強く導いてくれるだろうと期待をのせて。

さてスタートはBブロック。前回の五合目タイムでブロックが分かれているとのこと。五合目サブ1:50はAブロックだそう。夢のまた夢か。

たまたま並んだ隣には2017NESチャンピオンシップの女王Mさんが。三浦半島のレース以来の再会であれやこれや近況報告して話がはずみます。緊張がほぐれました。すでに16回くらい走っているそうで大ベテラン。このレースのスタートラインの緊張感は独特だと仰っていたが、本当にそう思う。このレースにかけてきたランナーたちの並々ならぬ思いは計りしれない。

そして最高齢チャレンジャーによる熱い、熱い選手宣誓と、地元消防団による恒例のコールが終わる静寂が。

 

2,000超のランナーの半分は登頂を許されない、唯一無二の、日本一の山岳レースがいよいよスタートする。

つづく

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