第9回美ヶ原トレイルラン(80㎞) レポ1
2019/6/28(土)、長野県で開催された第9回美ヶ原トレイルラン80㎞に参加してきました。70㎞超のミドルディスタンスのレースは2018年の伊豆トレイルジャーニー(ITJ;Izu Trail Journey)に続いて2戦目、そして 初の 80km=50マイルです。
ITJは後半失速の苦しいレースとなりました。そのときの反省を踏まえて前半は極力脚を残す走りをしたつもりでしたが、それでもペースが速かったのか後半はITJ以上に走れなくなるという情けない展開に。。。
結果は 11:29:27 総合33位 年代別(40代) 7位。
後半歩き通しでしたが予想以上に順位が上だったのはみなさんも同じように苦しんでいたということでしょうか。
公式HPのリザルトです。80㎞の完走率57.4%でした。
今年は曇り空で 気温は低めだったため例年よりも完走率は高かったようです。

ちなみに2018年大会は気温30度超えたようで80㎞の完走率は49.4%、90kmは34.3% とかなりの過酷なレースだったようです。

装備
前日受付時の荷物チェックはなかったが以下の必携品を携帯。
- 水分1L以上(スタート時と各エイドステーション出発時)
- マイカップ
- 携行食(レース中必要とする内容と量)
- レインウェア(防寒具を兼ねる)
- 手袋
- 新しい電池の入ったライト
- 熊鈴(コースは熊の生息域も通行します)
- 大会エントリー時に登録済みの携帯電話(スマートフォン)
- 保険証(コピー不可)
その他の装備は以下。
- ファーストエイドキット(テーピング、毒抜き、絆創膏、サバイバルブランケット、携帯トイレ、ティッシュ、笛、予備電池)
- 防止、ゲイター、アームカバー、サングラス
- ゼッケンホルダー、ゴミ入れ用ポシェット
- シューズ adidas Terrex TRacerocker
- シナノのトレラン用ポール (これなしでの完走はなかった)
前日までのメモ
2019年元旦に町内会一周元旦駅伝を走った後、サブスリー目指して薄底シューズでインターバルやビルドアップなどのスピード練習に取り組む。しかし無理がたたって 2月半ばに右脚すねの筋肉を傷めてしまい、3月頭の古河はなももマラソンはDNS。おとなしく全く走らずに安静にするも痛みがとれず、4月頭の奥三河パワートレイルもDNS。そして4月末にUTMFのボランティアを終えて家に帰った次の日、いつの間にか痛みがないことに気づき2カ月半でようやく完治した。
それから6月末の美ヶ原トレイルに向けて月間300km程度の走り込みを行う。例年であればNESチャンピオンシップに参戦しているが、今年は長い距離にチャレンジするために不参加。(StravaやFacebook等で旧知の人たちの頑張っている姿をみるとそこに居ない寂しさもあったが今年はチャレンジがしたかった)
美ヶ原まで一度もレースを走っていないという不安があったが、丹沢の大倉尾根から蛭ヶ岳を経て道志みちまで降りてまた戻る45km(D+3,700m)や、三ノ塔からぐるっと丹沢(D+2600m)などの山錬を行ってきた。
本大会は珍しくポールを利用できるため5月くらいにポールを購入し山で試す。昨年のオートルートチャレンジでもポール利用可であったがその時は持たずに走ったが、ポールを持った選手の登りの力強さが鮮烈であった。ポール購入後、地元の湘南平や丹沢で試すと、その効果の高さを実感。本番でも迷わず利用すると決めた。
レース当日
前日受付を済ませた後に実家の松本市へ行き宿泊。夕飯は豪華な焼肉で精力をつける。レース当日AM1:30に松本をでて会場のブランシュたかやまへ向かう。約1時間で到着。外を見ると星も見えていた。AM3時に90㎞の選手を見送ってから装備を身に着け、スタートラインに並んだ。
つづく