最近取り組んでいる曲は、ショパンエチュードOp10-3「別れの曲」、ショパンワルツOp69-1「別れのワルツ」、その他クリスマスに関わる曲たち

これからクリスマスというこの時期になぜ”別れ”とついた曲?という感はありますが、実はエチュードOp10-3の「別れの曲」というタイトルは、ショパン自身がつけたものではなく、ショパンを描いた映画の影響で日本でそう呼ばれているだけなんです。

ショパンはこの旋律について、 フランツ・リストに「これほど美しい旋律を今まで書いたことがない」と言ったそうですが、たしかに美しいだけでなく中間部の技巧的な部分の盛り上がり、そして主部の再現での安堵感(弾いている側は山場を終えて本当にホッとするんです)。ただの練習曲とはとても思えない作品です。

「別れの曲」も「別れのワルツ」も”別れ”という言葉からくる暗さ感じさせない魅力的な曲です。しっとり大人のクリスマスを演出できればと思います。

 

それとは別に指導者として最近力を入れていることで、10月末に受けたヤマハの指導グレード4級の合格通知が来ました。大人になると意識しないとなかなか勉強できないので試験はいいきっかけになります。

11月後半には、「レッスンの効果を倍増させるピアノ教本 選び方と使い方」という講習を受けに行く予定です。

生徒の皆さんに少しでもいいレッスンができるようにいろいろ取り組んでいきたいと思っています。


♫ おといろピアノ教室 ♫

講師の新井 康子でした。
ピアノ教室にご興味のある方は、 こちらの連絡先 まで