今年最後のコンサートは保育園でした。今回は、フルートの方とご一緒させてもらいました。

演奏会場においてあるピアノは壁に向かっておいてあるアップライトで演奏者が見えず、しかも当日まで演奏者と合わせていなかったので、かなり不安だったのですが、実際演奏を始めると見えなくても合わせる感覚が手に取るようにわかるという感じで、リハーサルから楽しく過ごしました。

フルートの方とはチャルダッシュを演奏させてもらいました。大人向けの曲ではありますが、どんどん盛り上がっていく曲に子供たちも「はやいはやい!」と声をあげて盛り上がっていました。クラシックの曲でも結構子供たちが喜ぶものがあるんです。

歌のソロではシューマンの「献呈」の伴奏しました。この曲をリストがピアノ曲として編曲したものをよく弾くのですが、前から本来の歌と合わせてみたいと思っていたのでラッキーでした。

子供たちのノリがよく、演奏を最後までしっかり聴いてくれた上にアンコールの声が高まり、突然の振りで「じゃ、赤鼻のトナカイ、ピアノ演奏でお願いします」にはびっくり。
子どもたちの期待の眼差しに「楽譜もないのに?」と焦りながらも弾くしかない雰囲気。子供たちが元気に歌ってくれたのでなんとか?弾ききりました。あとで「ピアニストって突然のリクエストにも何でも応えられるんですね!」ってすごく喜ばれたので、よかったんですが、本音は「なんでも弾けるなんてそんなことありません、とっても危ない橋を渡りました」

今回演奏したものは、
ジングルベル
シューマン:献呈
モンティ:チャルダッシュ
クリスマスキャロル「モミの木~まきびと羊」
マスカーニ:「アベマリア」
あわてんぼうのサンタクロース
アンコール:あかはなのトナカイ


♫ おといろピアノ教室 ♫

講師の新井 康子でした。
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