本日、三回目の出演となる八幡山の洋館「遊館日のコンサート」終了しました。

ちょっと新型コロナウイルスの影響を心配しましたが、たくさんのお客様が洋館に足を運んでくださいました。ありがとうございました。

私の出番は、クライスラー=ラフマニノフの「愛の悲しみ」以降だったので、前半は、落ち着かなく待っていましたが、始まってみるとあっという間、気が付けばアンコールの「故郷」となっていました。

一部の演奏曲の紹介をすると

「愛の悲しみ」は、クライスラーが作曲したヴァイオリンの曲として有名ですが、それを親交のあったラフマニノフが編曲したものです。私は後になって知ったのですが、数年前に漫画、映画の中で演奏されていたようで、最近、コンサートなどで演奏されることも多いようです。曲名からすると暗い印象ですが、実際には、幸せな時を思い出しているような部分も多く、悲しみと幸せの対比?のような部分にみせられたのか、どうしても弾きたくて今回取り入れました。

そして「ラ・カンパネラ」。こちらも実は編曲。超絶技巧のヴァイオリニストのパガニーニの曲をピアノで表現しようと編曲された曲の一つなんです。

ドイツ歌曲「献呈」、これは歌とピアノが一体となって曲が出来上がるという感じが気持ちを盛り上げてくれます。

連弾の「ハンガリー舞曲」、有名な5番を含む1番と6番を演奏しましたが、ノリの良さ、テンポの揺れ、4手での迫力など楽しんでいただけたでしょうか?

今回「春よ来いコンサート」とタイトルがついていたにもかかわらず、中盤から重めの曲が続いたので、「冬の後に春が来る」ということでメンデルスゾーンの「春の歌」を演奏しました。

演奏終了後にお客様のアンケートを見せていただきましたが、皆さんこのコンサートを満喫してくださったようで、うれしいコメントがたくさんありました。


♫ おといろピアノ教室 ♫

講師の新井 康子でした。
ピアノ教室にご興味のある方は、 こちらの連絡先 まで